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木材活用推進協議会なるものが、江東区の東陽町あたりにあるらしい。 そこが主催したシンポジウム「木と生きる」が、 建築会館で4月20日に開催された。 出演はパネラーに建築家の安藤忠雄、 司会は建築評論家の馬場璋造の両氏。 その記録が小冊子となり、僕のところに送られてきた。 コンクリートの安藤忠雄が、なぜまた“木と生きる”などという シンポジウムにと思われる方もいるかもしれない。 しかし最近の安藤忠雄の活動を知る人なら納得だろう。 産業廃棄物で汚染された瀬戸内海の島を緑にする 「瀬戸内オリーブ基金」や、東京湾のごみの島に植樹して 森をつくる「東京都の海の森募金」などを、積極的に推進させているからだ。 本書は、そういった安藤忠雄による都市や自然を美しくさせるための、 緑への飽くなき追求を自ら語った講演と、その後に行われた 安藤 vs 馬場のシンポジウムが併載されている。 本書を読むと、先述の「オリーブ基金」や「海の森募金」などの活動以外に、 安藤の建築自体がいかに樹木や自然と関わりを持っているかが分かるのだ。 「セビリア万博日本政府館」から始まって 「直島プロジェクト」「表参道ヒルズ」「曹洞宗大岳院」 「21_21 DESIGN SIGHT」「東急東横線渋谷駅」など。 シンポでは木造教育の必要性から始まり、社会時評まで出てきて、 昨晩の入浴40分間の読書は楽しかった! さて今宵は七夕、どうするか。 photos&text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc. 建築写真の貸し出しはこちら
by archieditor
| 2009-07-07 15:18
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