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上海建築ツアーから戻り、 早々に印象をブログにアップしようと思いつつ、 ズルズルと1週間が経ってしまった。 今回は4日間雨が降ったり止んだりして、 自他共に認める晴れ男も台なしだった。 今回のツアーは万博と上海市街の建築見学が目的だった。 万博では、グループ・ツアーの強味で予約がうまくいって、 ほとんど待たずに「中国館」に入れたのは嬉しかった。 とにかく巨大で、エレベーターで最上階へ行き、 下りながら各展示室を見るシステム。 最上階で最初に見た3面マルチスクリーンの映像とサウンドがド迫力。 最後に乗る長大なエスカレーターで大空間を下る移動感覚も素晴らしかった。 万博では「日本産業館」も待つことなく入館できた。 ここではお土産にVIP用の建築トランプを全員がもらって大喜び。 上海の著名建築と、万博のパビリオンが きれいな写真で掲載されている素敵なトランプだ。 上広がりな中国館は迫力十分 最後のエスカレーターから見下ろすと持つ人がいっぱい!(左) 日本産業館は造船所を改修し、坂茂が紙管で内装をしたエコ建築(右) さて上海の現代建築は、 この都市の顔となっている超高層と低層の現代建築に分けられる。 超高層では森ビル+KPF+入江三宅デザインによる“栓抜き”こと 「上海世界金融中心」が、一頭地を抜く高さで浦東エリアに君臨。 100階のスカイウォークは雲の中で何も見えず。 次は「東方明珠テレビ・タワー」。古くから上海の顔であったこのタワー。 展望デッキのガラス・フロアは、来館者の肝をつぶすような恐怖空間。 ブルブル震えながら写真を一枚。 その他丹下都市建築設計、アルキテクトニカ、フォスター、日建、ポートマンなど、 ユニークな超高層デザインが楽しめた。 「上海世界金融中心」100階のスカイウォークは雲の中(左) 「東方明珠テレビ・タワー」。手つきで分かる僕の恐怖(右) 低層建築では巨匠磯崎新の「上海征大ヒマラヤ芸術センター」が白眉。 安藤忠雄の「同済大学上海国際デザイン・センター」は、 ガラス・カーテンウォールの大建築。 隈研吾の「Z58」は鏡面仕上げのステンレス・スティールの ストライプの間に植え込まれた緑がいい感じだった。 ポール・アンドリューの「上海プドン国際空港」は、 ターミナルの天井から白いポールが無数降ってくるような面白いデザイン。 その帰途に市内までリニアモーターカーに乗った。 バスで1時間のところを8分で市の中心に着いてしまった。 磯崎新の「上海征大ヒマラヤ芸術センター」はオーガニックなファサード(左) 安藤忠雄にしては珍しい全面ガラス・カーテンウォール(右) 隈研吾の「Z58」はステンレスと緑が瀟洒は佇まいを見せる(左) ポール・アンドリューの「上海プドン国際空港」は白いポールが降る感じ(右) 可愛いマスクのリニアモーターカー 最後に見た「1933オールド・ミルファン」は、 牛の屠殺場を改修した商業ビルだが、 中庭の空中を飛ぶRCの通路が、 ピラネージの「牢獄」を想起させて圧巻。 圧倒的な人気の作品であった。 レトロなバンド・エリアは小雨に煙って、対岸の浦東エリアもミスティだ。 梅雨だから仕方がない。 だから早くホテルに戻って、食事に時間をかけてしまうことになる。 北京、広東、上海料理と毎夜の美食の結果、 帰国後のダイエットは避けられなくなった。 「1933オールド・ミルファン」の全景(左) 中庭のピラネージ空間(右) 小雨に煙る上海さらば! 皆さん、明日はフィリップ・ジョンソンの誕生日です。 モバイルアーキの閲覧お忘れなく! photos & text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc.
by archieditor
| 2010-07-07 19:20
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