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12月15日(木)、
新宿のリビングデザインセンターOZONEで始まった、建築家谷尻誠氏の 「You Make The Rule・再描写を試みる家展」を見に、 クリスマスの装いがきれいな新宿パークタワーへ出掛けた。 今年の夏、僕は谷尻さんを含む建築家8チームと、 「若手建築家による東日本大震災復興支援・建築デザイン展」を 東京の青山で開催した。 その時の彼のトーク・イベントや、 その後のUIA東京大会2011のチェアシティ展での講演で、 彼は「物には名前がついているので、それだけの機能しかないと思われているが、 ひとたびそのネーミングをはずすと、実に多様な機能性を発揮する」 というようなことを口にしていた。 クリスマス・デコレーションがきれいな新宿パークタワーの広場(左) UIA東京大会2011のチェアシティ展で講演する谷尻さん(右) 今回の谷尻さんの展覧会は、この考え方の延長線上にあると思った。 「You Make The Rule」とは、自分で規則を作ること。 マッシブな発泡スチロールで構成された住宅を、 自分のルールで削り取ったり(部屋)、穴をあけたり(窓)、 掘って水を入れたり(バス)して、後から、部屋とか、窓とか、 バスとか名前をつけるのだ。 人間が主役になって手を加えることで、 「家」を再構築していく展覧会である。 発泡スチロールでできた2階建てハウス(左) 発泡スチロールを削り出してできたペンギンの部屋?(右) 僕は当日、発砲スチロールでできた2階建ての家を実際に探訪してみた。 階段など潰れないかと、恐る恐る2階へ上がったが、ビクともしない強さ。 発泡スチロールの床に靴下で立っていると、足の裏に温もりが感じられる。 建築家の赤松佳珠子さんが来て発泡スチロールのソファに座った。 「温かい!」。玄・ベルトー・進来さんも来て座った。 「自分の体重で潰れないか心配!」。 僕も座ってみた。「お尻が温かくて気持ちがよい」。 歩くと床が少し凹む感じで、それがクッションとなって心地よい。 断熱効果抜群の発泡スチロールを、構造材、面材、家具などに使用した この家は、皆さんの面白い体験になりますよ!ぜひ行ってみてください! 発泡スチロールのソファに温かいと赤松さん(左) 体重で潰れないかとヒヤヒヤとして座った進来さん(左) 谷尻さん(中央)とその仲間たち 会場 : リビングデザインセンターOZONE 3F OZONE プラザ 東京都新宿区に地新宿3-7-1 新宿パークタワー内 Tel 03-5322-6500 会期 : 2011年12月15日(木) - 2012年1月31日(火) 水曜休館/12月27日~1月4日冬季休館 photos & text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc. (クリックすると写真が大きくなります)
by archieditor
| 2011-12-26 12:38
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