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菜の花畑の向こうにチャペルが 2009.5.5 tue 「豚インフルエンザに注意!」という家族や友達の忠告に従って マスクを10個ほど持って成田へ。 ところがドイツではマスクなどしている人は皆無。 恥ずかしくてマスクなんかできない状況の中、 新緑が映える5月のドイツを、建築とビールを求めて、 飛行機、列車、バスを乗りついで駆け巡ってきた。 木を1本切ったら1本他に植えなければならないドイツの都市は、 この時期多くの緑に囲まれて最高に美しい。 まずデュッセルドルフに飛んでメディア・ハーバーへ行く。 ライン川の水を引き込んだ静かな波止場は再開発が進み、フランク・ゲーリィ、 スティーヴン・ホール、槇文彦、デイヴィッド・チッパーフィールド、 ウィリアム・オールソップおよびドイツ建築家らが研を競っていた。 新しく両岸をつなぐ橋ができていた。 メディア・ハーバー風景(左) ゲーリィ棟(右) ホール棟(左) 槇棟(中) オールソップ棟(右) その後直ぐ「インゼル・ホンブロイッヒ美術公園」の 安藤忠雄による「ランゲン美術館」を見学。 安藤さん独特の反射プール沿いの直線的なアプローチが美しい。 近くにレイムンド・アブラハムやアルヴァロ・シザが 建てているらしいが、まだ未完だった。 ランゲン美術館をアプローチより見る(左) 休息スペース(右) 午後はお待ちかね、ペーター・ズントーの 「ブルーダー・クラウス・フィールド・チャペル」。 ちょっと小雨が降ってきたが、 そこは晴れ男の僕に任せてもらって畑中の道を急ぎぬ。 20分ほど歩くのだが、なんと去年は分からなかったが、 手前の広大な畑がすべて菜の花なのだ。 黄色い大きなジュータンの遙か向こうに 小さなチャペルがちょこんと顔をだした。 この美しいシーンには皆感激。ここから延々と歩くのである。 昨年はオーナーのご主人が、今回は奥様が登場して解説してくれた。 そこで重大な発言が! チャペルがあまりに人気になり、建築家をはじめ多くの人が来るので、 村が迷惑を蒙っている、とのこと。 宗教関係の人だけに公開するか、その他の人たちには 敢えて高額の見学料を課すことで訪問者を減らすことを考慮中だという。 僕たちは胸をなでおろした。 今日無料で拝観することができて! もちろんお賽銭は入れてきました。 ブルーダー・クラウス・フィールド・チャペルに入る人々(左) チャペルの内部から入口をみる(右) ケルンのダウンタウンに戻って、 レンゾ・ピアノの「ピーク&クロッペンベルク・デパート」へ。 湾曲したガラス張りのファサードは木造だ! これもきれいなファサードで、みんなで内部に入って集製材の納まりも バッチリ撮影したが、だれも何も買わずに退散とは、冷たい日本人! すでに夕闇が迫っていたので有名なビヤホールへ急いだ。 と書こうと思ったが,それは嘘。 夕闇は迫って来なくて、7時ごろでもまったく明るいのだ。 ツアー最初の晩だから盛り上がるのは当然。 ケルンでは200mlの小さなグラスでキリッと冷やしたビールを飲むのが定番。 これが何杯もいけるんだ。旬のアスパラや何とかソーセージ、アイスヴァイン。 初日は完璧に建築とビールを堪能。 グーテ ナハト!(おやすみ) つづく ピーク&クロッペンベルク・デパート(左) インテリア(右) photos&text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc. 建築写真の貸し出しはこちら
by archieditor
| 2009-05-14 12:36
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