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去る9月16日、代官山のヒルサイドテラスで開催された 「SD Review 2009」展のオープニングに出かけた。 第29回目という「SDレビュー」は、建築・環境・インテリアの ドローイングと模型の入選展。 今年は15チームが入選し、それらのドローイングと模型が展示されていた。 代官山ヒルサイドテラスF棟のヒルサイドフォーラムでの会場風景(左) 模型のそばで談笑する来場者たち(右) 「SDレビュー」でいつも驚かされるのは、その模型づくりの妙。 モデル・メイキングがこの展覧会の魅力の1つなのは周知の事実だ。 今年も斬新、精巧、ラフ、優雅、驚愕に匹敵する優れたモデルが陳列された。 だがそのうちのいくつかには、海外の建築作品に似たものも見受けられた。 選出されたこれら15作品の中から、 鹿島賞1点、朝倉賞1点、SD賞1点、奨励賞1点が選出される。 この結果は、12月初旬に鹿島出版会から発行予定の『SD2009』(予価2,000円税込み)に発表。 今回の展覧会には、審査員の伊東豊雄さん、栗生明さん、陣内秀信さんらも来場し、 入選者たちの設計意図を聞いたり、談笑したりして和やかな雰囲気に包まれていた。 入選者たちと話し合う審査員の伊東豊雄さん(左) 入選者の熱心は話を聞く審査員の栗生明さん(右) 入選者たちの精緻な模型群 「SDレビュー」は、『新建築』の「新建築住宅設計競技」、 『アーキテクチュラル・レビュー』(英)の「Emerging Architecture」、 『アーキテクチュラル・レコード』(米)の「Design Vangard」と並んで、 世界の若手建築家たちの登竜門的アワードである。 いずれもインターナショナルな賞なので、日本若手建築家も ぜひがんばって、どれかひとつにでも入賞してほしい! なお東京展は9月27日にクローズして、 現在は10月1日~13日まで大阪芸術大学建築学科棟・15号館で開催。 「SD Review 2009」大阪展 第28回建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展 2009年10月1日(木)-13日(火) 入場無料 10:00-17:30 土・日・祝も開催 大阪芸術大学建築学科棟(15号館) photos & text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc.
by archieditor
| 2009-10-02 14:51
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