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光と緑が織り成す夜の都市美学 8月末に、昼光を綾取った清澄な空間をもつ 塚田眞樹子さんの集合住宅を見たが、 今度は夜間の人工照明が殊の外エレガントな建物に出会った。 先週の9月7日の夕刻、御徒町へ出掛けた。 建築家の野生司義光さんが、 作品が完成してそのライトアップをするから、よかったらという招待だった。 駅前に広場ができ、それに面して建った「ハトヤビル3」は、 正に「光の塔(ライト・タワー)」と言うに相応しい趣だった。 スリムな7階建てのビルは、 広場側ではガラス面とアルミ壁面が交互に展開。 側面ではそれにアイビーをあしらった緑化壁面が加わる。 照明はこのガラス面に、巧妙極まりない手法で仕込まれている。 ストリートからた見上げたスリムな光の塔(左) はす向かいにある駐車場の3Fから見た輝くタワー(右) 大きな透明フロートガラスと網入りガラスの間に乳半フィルムをサンドイッチ。 その下部の内外にLEDをアッパー・ライトとして配置。 これを離れて見ると、ボーッと浮かび上がるイルミネーションの淡い光が、 この上なくエレガントなのだ。 僕がこのシーンをデジカメで撮っていると、 通行人が「これは何ですか」と聞いてきた。 「新築のテナント・ビルのライト・アップをしているんです。」 「このビルはずいぶんキレイですねえ。私は不動産屋をやっているんで 分かりますが、これは雑誌もんですね!」と大変な褒めよう。 照明デザインは、面出薫さんのLPA出身の稲葉裕さんが担当。 夜のアーバンスケープを美化する建築家+照明デザイナーの「光の塔」は、 “アーバン・アンドン”(都市の行灯)とも言えそうな美質を秘めた逸品であった。 ライトアップの成功でご機嫌な野生司さん(左)、稲葉さん(右)、飲み屋の女将さん(中) 本日はフランク・ロイド・ライトの師匠、 ルイス・サリヴァンと、安藤忠雄さんの誕生日。 モバイルアーキでふたりの作品をご覧ください。 photos : Courtesy of Yutaka Inaba text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc.
by archieditor
| 2010-09-13 18:57
| SYNECTICS
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