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昨日9月14日、日本プレス・センターで、 本年高松宮殿下記念世界文化賞発表の記者会見があった。 今回の建築部門の的を射たのは、 日本が世界に誇る建築家伊東豊雄さんだった。 出席した伊東さんは挨拶の中で、 「これからも、若い人たちに負けない若い建築をつくり続けたい」と、 受賞の感動を吐露した。 記者会見場に勢揃いした日本美術協会やコメンテーターの方々(左) スピーチする伊東さん。左は建築家の香山壽夫氏(右) 「中野本町の家」以降、 長い軌跡を描いてきた伊東さんの建築作品の数々は、 その時々のツァイトガイスト(時代精神)に巧みに反応し、吸収し変容していく。 彼の著書に『風の変様体』というのがあるが、 僕は伊東さんの建築は「時代の変様体」ではないかと思っている。 時代性を反映して変貌し続ける自身の建築について、 「スタイルが固定されたら終わりだ」という伊東さんは、 スタイルを作らないのがスタイルと言えそうだ。 到来する新しい時代に反応してクリエイトされる伊東デザインは、 われら凡人の予測を許さない。 次に何が出現するか分からない未知の悦楽を、いつまでも期待し続けたい。 以下は伊東さんの近作 (写真提供:伊東豊雄建築設計事務所&(財)日本美術協会提供) 福岡アイランド中央公園中核施設ぐりんぐりん(左上) 多摩美術大学図書館(右上) トーレス・ポルタ・フィラ(左中) TOD’S表参道ビル(中) せんだいメディアテーク(右中) スイーツアベニュー・アパートメント・ファサード・リノベーション(左下) 座・高円寺(右下) なお授賞式は10月13日明治記念館で開催。 他部門の受賞は、 絵画部門:エンリコ・カステラーニ(伊) 彫刻部門:レベッカ・ホルン(独) 音楽部門:マウリツィオ・ポリーニ(伊) 演劇・映像部門:ソフィア・ローレン(伊) 第14回若手芸術家奨励制度:アジア ユース オーケストラ(香港) photos : Courtesy of Toyo Ito & Associates, Architects and Japan Art Association photos & text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc.
by archieditor
| 2010-09-15 19:06
| SYNECTICS
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