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12月6日の夜、リビングデザインセンターOZONEへ、
チャールズ&レイ・イームズの生涯をたどる展覧会 「essential EAMES(エッセンシャル・イームズ)展」を見に行った。 おそらくイームズ・デザインには誰もが魅せられるであろうが、僕も例外でない。 この展覧会はミッド・センチュリーおけるデザインの潮流をつくった イームズのデザイン哲学や精神が理解できるもので、 これだけのイームズ展はそう滅多にあるものではない。 しかも孫のイームズ・デミトリオスの著書 『An Eames Primer(イームズ入門ーチャールズ&レイ・イームズのデザイン原風景)』 の内容に添った展覧会で、デミトリオスもオープニング来ていたのだ。 展覧会の看板(左) チャールズ&レイ・イームズのポスター(右) 展示作品が多いのは、イームズの作品が多いので当然だが、 それが実作の椅子からはじまって、実物のおもちゃ、 パネル写真やスケッチでディテールやコンセプトを紹介したり、 建築写真や、映画など。また著作では最近発刊された 『イームズ ビューティフル・ディテールズ』の豪華本が展示されているなど、 多岐に渡った展示が楽しめた。 スピーチするイームズ・デミトリオス(左) イームズ・シェルチェア(右) イームズ・ラウンジチェア&オットマン(左) イームズ・チェイス(右) 中央にあるのがイームズ・ワイヤーベーステーブル限定仕様(左) イームズ・プライウッドチェア(右) 実は僕には「イームズ邸」の取材にまつわる面白い経験があったので、 イームズ・デミトリオスに聞いてみた。 拙著『アメリカ建築案内―1』の取材で、 15〜16年前に単身この「イームズ邸(ケース・スタディ・ハウス#8)」を訪れた。 苦心惨憺して探して当てたので、 僕は喜び勇んで開いているゲートから広い敷地に入り込んだ。 細長いカラフルな「イームズ邸」は、右手の木立の中でモダンな佇まい。 僕はいきなり内部を見学させてもらおうと玄関へ。 玄関は即ダイニング・キッチンで、大きな声で 「ハロー!ハロー!」と叫ぼうともだれも出て来ない。 不思議だったがダイニング空間とリビングへの廊下を、パチパチと数カット撮った。 本当は居間へ上がり込んで写真を撮りたかったが、 さすがにこれは泥棒になると思って断念! 外観を撮ったり、居間の内部を窓越しに覗き込んだりして 引き上げたが、誰にも会わなかった! この幽霊屋敷まがいの話をデミトリオスに言うと、 「その頃は僕達夫婦が住んでいたが、おそらく僕達が出かけていて、 メイドが2階で掃除機でもかけていたのではないかな! 今はもう監視カメラもバッチリだよ」という返事。 僕は言った、「だから僕のガイドブックには、 『イームズ邸』の居間の写真がないんですよ。」 「今度出す時は写真を送るよ!」僕達は名刺を交換し、友達になった。 ブログ掲載時には教えてあげる約束をした。 現在は彼がイームズ事務所を主宰しているようだ。 イームズ邸正面(左) イームズ邸のDK(右) 近刊の『イームズ ビューティフル・ディテールズ』(18,900円)(左) デミトリオスとツーショット(右) 「essential EAMES(エッセンシャル・イームズ)展」 会期:2012年12月7日(金)-2013年1月15日(火) 会場:リビングデザインセンターOZONE/ T:03-5322-6500 主催:ハーマンミラージャパン 写真をクリックすると大きくなります。 Photos&text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc.
by archieditor
| 2012-12-13 08:59
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