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12月3日の午後、三菱地所設計がデザインした
「明治大学中野キャンパス」を、 担当の渡邉顕彦氏と松尾利彦氏に案内していただいた。 東京の新しい活動拠点づくりを目指す 中央線中野駅界隈は急速に変貌しつつある。 特にすごいのは北口の西側エリア。 現在は西側エリアの中核ビルとしての巨大な 「中野セントラル・パーク・サウス」や「同・イースト」が完成。 その前には1.5ヘクタールの「中野四季の森公園」も完成した。 「明治大学」は「サウス」の先にあり、木立越しに高層棟が顔を出している。 エントランス・ポーチは、テーマである「知の森」をシンボライズした スティール製の樹木が連立して、デザイン志向の雰囲気が伝わってくる。 ゲートあたりから見た全景(左) デザインされたスティール製の樹木がポーチに連続する(右) エントランス正面。キャンパス・モールが貫通して西側へ至る(左) 西側広場から見た正面が低層棟、右が高層棟。共に低層階は緑に覆われる予定だ(右) 14階建ての高層棟西側外観を見上げる(左) 南側外壁は表情豊かなデザイン構成。大きなガラス部分は吹抜けの高層階ラウンジ(右) ガラス張りの巨大なアトリウムは透明感・開放感に溢れ、 一見新しいオフィス・ビルに入ったかのような清潔感。 レッド・エスカレーターがこの大空間のアイキャッチャーだ。 東側エントランスからアトリウムを貫通して西側に出るキャンパス・モールは、 近隣住民も使用できるという開放性が素晴らしい。 「セルフアクセスセンター」は自学自習支援のための空間で、 PC、AV機器などなんでも揃っている便利さ。 2階の学食はメニューが和英併記で、ハラル・フードもある インターナショナル・ダイニングがテーマと先進性が売りだ。 高いアトリウムの大空間(左) 赤いエスカレーターがアトリウムのポイントだ(右) セルフアクセスセンターは円形の透明空間で非常に瀟洒な印象(左) 低層棟2階の学食。ガラス張りで明るく開放的でテラスもある(右) 建物は14階建ての高層棟と5階建ての低層棟に分かれており、 前者は教育棟で、後者は食堂、図書館、ホールがある。 高層棟の5階までは教室エリア、6階以上は研究室エリアだ。 6階には教員、院生、学部生の交流の場としての 広いクロスフィールドラウンジがある贅沢さ。 また研究室エリアの7階・9階には14階まで吹抜けた 高層階ラウンジがあり、学生と教員の談話スペースがある。 教師や学生がくつろいだ雰囲気の中で休息をとり、作業に勤しんでいた。 「明治大学中野キャンパス」にはこのようなパブリック・スペースが豊富で、 今まで国内外で僕が見た大学キャンパスでは、 最も進んでいる先進教育のメッカともいえそうなキャンパスだった。 自由に寝ころんだりくつろげるラウンジは学生のオアシスだ(左) 14階まで吹抜けた高層階ラウンジ(右) 中央線を見下ろす南側高層階ラウンジ(左) 14階のファカルティラウンジ(右) 最後に建築学科の大学院は英語で授業をしているというので行ってみた。 廊下をそろそろ歩いていると、いきなり「淵上さん何してるんですか?」 振り向くと吉村靖孝さん。 特任教授で教えているという。 先へ進むと図体の大きな外人が椅子に座って、 学生に英語で指示をしていた。 そこを通り過ぎると「Fuchigami-san, nani-shiteiruno-desuka?」とまたきた。 振り向くと、みかんぐみのマヌエル・タルディッツではないか! というわけで、明治大学はハードだけでなく、 ソフト面でもリッチな人材を擁している印象であった。 みかんぐみのマヌエルとツーショット(左) 窓越しに新宿方面を見る(右) 写真をクリックすると大きくなります。 Photos&text : Masayuki Fuchigami / Synectics inc.
by archieditor
| 2013-12-17 10:57
| Architecture
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